小出義雄監督の指導の基盤を固めたように思う。(想像)
前田コーチは,とにかく走っていた。どんなメニューが出ても,黙々と。
今では,女子マラソンの練習方法も浸透し,指導者によっては,当たり前の量に
なっているところもあるが,当時では考えられない練習量だったと思う。
小出監督の独自の指導法のもと,前田コーチがこなした練習,効果のあった練習,
故障した練習が基盤となり,メニューの改良が繰り返され,後輩に引き継がれ,
世界で戦えるための練習となっていったといっても,過言ではないような気がする。
小出監督は,マラソンメダリストを育てた人。
...ということは,前田コーチは,マラソンの母となる?
マラソンの母,前田コーチがいてくれるだけで,いつも安心できる。
FUNCOME Blend 1/2Year Club中は,後輩である私が気兼ねなくお願いできる
雰囲気をつくってくれている。私があまりにも,普通にお願いしているからか,
初めての参加者に,とうとう「前田コーチは先輩でした...よね?」と確認質問が。
先輩,ごめんなさい。先輩の掌で,ころがるどころか飛び跳ねているようです。
でも,決して掌から払い落とさないでください。
首根っこ捕まえて,掌のもとの位置へ戻してください。
これからもよろしくお願い致します!!