反物を市内へ運送してもらうため,
ちいさい頃から,集荷にきてくれている。
集荷車が停車すると,
運送屋のおっちゃんの声が響く。
「おぉーい。ここのでええんかぁ?」
(訳:ここに置いてあるのでいいですか?)
「そうだぁ。頼むわぁ。」
(訳:そうです。よろしくお願いします。)
こんな,やりとりが続き...最後の決まり文句。
「ごくろうさぁーん!。」
子どもながらに,ほのぼのとした,
おつかれさまの気持ちが伝わる言葉。
お留守番の時,集荷車が停車し,
いつものおっちゃんの声。
「おぉーい。もらっていくでー。」
(訳:もっていきますよ。)
両親のまねをして,
「はーい。ごくろうさんですぅー!」
おつかれさまを伝えられ,なんだか嬉しい。
なので,私にとって『ごくろうさま』は,
おつかれさまよりもっと近い間柄のほのぼの系の言葉。
マナーでは,目上から目下の人に使う言葉?...変な分別。
うぅーん...言っちゃいけない『ごくろうさま』とは,
違うんだよなぁ。暴走する気はないですが...。
ごくろうさんですーって,なんかいいのになぁ。
日本語って難しい。