2009/07/12

おっしゃれー

陸上競技では,スタート何分か前に選手が集まらなければいけないコール(点呼)
というものがある。
コールは,第1コール・第2コールがあり,第1コールは自分の名前をチェックする。
第2コールはゼッケン・本人の確認,スパイクのチェック(ピンの長さなど規定を
守っているか),持ち物や服装のチェック(メーカーのマークが大きすぎると裏返す
かテープを貼るよう,指示が出る。)を受ける。もちろん,コールに遅れると失格。

コールといえば,国内開催の日本代表選考も兼ねていた国際レースでの出来事を
思い出す。ある選手がコール(第2点呼)に来ない。その選手は,当時の日本代表
候補選手。コールを知らないわけがない。審判員が何度も選手の名を呼び,監督さんが
大探ししている。こういう時,審判員はどうするのかな。そんなことを思いながら
スタート時間を待っていた。...コール時間を過ぎて,ようやく登場。おぉー来た来た...
みたいな審判員の対応。何もなかったかのように,スタート地点へ向かう集団へ合流
させる。ある程度強ければ許される?この選手,走っちゃいけないでしょ?
走る?本当に?走るなら,勝たせちゃいけないでしょ?
子どもの頃,父に教わった(...ことになるのかな。)闘争心に火がつく。
           *お時間がありましたら,過去の父の話をご覧ください。
こういう時は負けない。負けてはいけないと奮い立つ。
ルールは勝負以前の問題。今でも思う...審判員は名前に負けて欲しくなかったなぁ。
おかげで,めっちゃ頑張れたレースでした...が。

ということで,市民ランナーの皆さんも選手です。
市民マラソンなどで,見たり聞いたりするゼッケン交換や譲渡...それもルール違反。
レースはルールがあるから楽しいんです。
いまや,おっしゃれーなランニング。心も,きれいでありますように。