先週末からFUNCOME Blend 1/2Year Club 各部ともに
基本練習をしっかりしているひよっこの得意なメニューである動きや
ストレッチ中心のトレーニング。
練習って,やりゃあいいってもんじゃないから...ね。
私は実業団に入って毎年自己ベストの更新はしていたものの
4年くらいはパッとするような実績はあまり残せていなかった。
いい練習ができても,その練習の疲れがとれず,故障や貧血...の繰り返し。
まぁ,小出義雄監督のメニューをこなせる選手は少なかったので
当時の練習は毎日篩にかけられてるみたいに一人,また一人...と故障で脱落。
「お前らは,本当に故障ばっかりで練習できねぇーなぁ。
俺の理想のこれっぽっちもこなせちゃいないよ。」
って監督に言われるミーティングばかり。
毎回復活組とヨレヨレ残留組の少人数で練習をガンバり,
粘った残留組がいなくなると,復活組がガンバるという図になっていた。
そりゃあ,もうヨレヨレヘビーローテション。
レースでは,他の実業団の監督さんに
「お前んとこは速いやつが次々と出てきてスゴいなぁ。」
って声かけられることがあったが...。いやいやいや...
ただ,その時故障していないものが順番にレースに出てただけでして...。
舞台裏は,そんなきれいに育ってたわけじゃなかったんです...。あはは。
その環境のおかげで,故障は多くとも確かに当時のメンバーの精神面は
強かったけど。
で...本題。
何度も故障すると自分でどう対処すればいいのかもわかってくる。
そして,故障しないためにどうケアをすればいいのかを考える。
自分の身体のことがわかってくる。そうなると故障しにくくなる。
専門家に頼ってのケアもいいのだが,一番いいのは自分で疲労抜きのできること。
ゆっくりお風呂に浸かったり,睡眠時間の確保,セルフマッサージやストレッチ,
水泳やJog,散歩などで体を動かしながらほぐすなど...
自分にあう疲れの取り方が必ずある。
日々,自分で自分の身体に手を当てていれば,自然とどこが疲れやすいのか,
どこが弱いのかが故障する前にチェックできる。
自分の身体を自分で知ること。
長くランニング生活を楽しみたい市民ランナーこそ必要なこと。
自分でできる疲労抜き方法をみつけて欲しい。
ん?そうなったら...
マッサージやストレッチを本業にしている方,お客さんが減る?
健康な人が多くなることはいいことですよね。。。かんにんなぁ〜。