2009/07/21

摩訶不思議

FUNCOMEでのRunning。個人とClubという別の関わり方がある。どちらも楽しい。

個人指導は,いつもより,ちょっとお近づきになる。
Jogやダウンの時間などに,ちょこっとおしゃべり。
Clubにも参加している人は,Clubで起きたおもしろい話を披露してくれる。
「言っちゃいけなかったかな...聞かなかったことにしてください。」
気遣いの一言付き。...が,たいていClubのメンバーは,ご自身で広めてる。
次のトレーニング日には,ほとんどの人から聞く話になっている...ご安心ください。
「このことは,みんなも知らない。家族にも未だ話してない。」
なーんて話もある。えーっ,そんな話,私に先に言わないでぇー。ごーん...ちょっと重い。
また秘め事??...が,こんな話も,たいていClubの時には,ご自身で話している。
...最近は慣れてきた。えっへん。

ある選手が故障で走りたいのに走れなかった時期がある。一緒に辛い時期。
別の選手と個人指導の際,偶然,故障の話になる。
「ある選手が,今足が痛くて。走りたい気持ちはよくわかるんですが,我慢の時なんです。
 走りたいって聞く度,最近,なんだか自分がいじわるしているみたいで...。」
って,心を鬼にしている打ち明け話。
「走りたいっていって,隠れて走るわけじゃないから,いい選手じゃない。」と返答。
さすが人生の先輩!...その通り。真剣に選手のことを思って取り組んでいる分,
嘘は一番哀しい。走りたいけど,まだダメですか?って言われる方が幸せ。納得。

その話を,故障していた選手が復活した際,話すと,
「休んで良かったですよ。もし,嘘ついて走っても,すぐバレちゃうから。」
明るい返答。さすが人生の先輩!!...わかってしまうことがバレている。
そうなんです。走ると,わかっちゃうんです,嘘ついてるのも...。
わからない方がいい時もあるのに。
定期的にみるということは,そういうことなんですよね...。
素直な選手には,素直に,純粋な選手には,純粋に情熱が沸く。
人間の心理?...摩訶不思議。

そんなこんなで,個人指導とClubがリンクしている...摩訶不思議。