父の話。番外編...。
父(やすお)は自然が大好き。田舎が大好き。
動物とのかけひきを見ていると,父って何もの?って思う事多々あり。
ちいさい頃,住んでいた家の裏に材木置き場があり,ねずみを家でみかけることがあった。
すると,父の目がキラリ。そうなると,やすお班の部下(子ども)は大忙し。
「部屋の襖を閉めろー!」ピシャンっ。
「逃がすなー,そっちも閉めろー!」ピシャンっ。
隊長(父)は,紙をクルクルっと丸め先を絞り,素早く筒準備。
ねずみが家具の隙間に入るのを確認。隊長と部下は家具の両脇に分かれる。
隊長は筒設置。反対側で部下は指示待ち。
「ようし,そっち側(家具の向こう側)から叩けー!」隊長の一声が響き渡る。
ドンドン...ドカドカ...。
ねずみが逆走し、隊長の筒へ。捕獲完了。おそるべし,やすお。百発百中。
鳥が部屋に入ってくると,これまたキラリ。網を振り回し追っかける。やすお班出動。
「鳥を休ませるなー!」くたばるのを待つ作戦らしい。鳥も必死。想像以上に速い。
指示通り,休ませないようにするため、鳥が止まろうとする度にジャンプ。
ジャンプにも限度というものがある。もう,私が鳥になって,この場から逃げ出したい。
隊長は「疲れてきたぞー。」「あと少しだー。」を繰り返す。
何回,そのセリフ言った?疲れてきたのは,鳥ではなく,私です!あなたの部下です!!
隊長はいいよ,網使ってるんだもん...。心の中でキレそうになりながらジャンプ。
こちらの心が折れそうになった時,捕獲。おそるべし,やすお。
またまた...やすお特集になってしまった。おそるべし,やすお。